こんにちは、まさみです。
この記事では、私が15年間悩んできた「脂漏性皮膚炎（しろうせいひふえん）」について、病院での診断に至るまでの道のりと、そもそも脂漏性皮膚炎とは何なのか？をわかりやすくお伝えします。
同じようにフケやかゆみに悩んでいる方のヒントになれば嬉しいです。
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脂漏性皮膚炎とは？その正体をわかりやすく解説
皮膚科で告げられた「脂漏性皮膚炎」ってなに？
「脂漏性皮膚炎」という言葉を、私は病院で初めて聞きました。
長年、フケやかゆみがひどくて、「乾燥してるのかな」「シャンプーが合わないのかも」と思い込んでいたんです。
でも、実際は皮膚の常在菌（マラセチア菌）が増えすぎて炎症を起こしている状態。
病名を知ったとき、「え、そんなのあるの？」って驚きました。
原因は菌？ストレス？体質？
先生のお話では、脂漏性皮膚炎の原因は一つじゃないそうです。
- 皮脂の分泌量
- マラセチア菌の繁殖
- ホルモンバランス
- 食生活やストレス
いろんな要素が絡み合って起こるとのこと。
私の場合は、当時かなり不規則な生活だったので、まさに全部当てはまっていたかもしれません。
乾燥やフケとの違いは？
乾燥によるフケと、脂漏性皮膚炎のフケって、一見同じように見えます。
でも、脂漏性皮膚炎の場合は、頭皮が赤くなっていたり、じゅくじゅくしていたり、かさぶたのような皮がごっそり剥けたりします。
私も最初は乾燥だと思って保湿ばかりしていたので、逆効果でした。
【体験談】15年間、頭皮のかゆみとフケに悩まされて
かさぶたのようなフケ、止まらないかゆみ
私が初めて異変を感じたのは20代のころ。
洗っても洗ってもフケが出るし、頭がかゆくて無意識にかきむしってしまっていました。
朝起きたら枕に細かいフケが落ちていたり、黒い服を着るのが怖かったり。
「人から不潔って思われてないかな…」とすごく気にしていました。
診断までの遠回り。自己判断と失敗の連続
市販のフケ対策シャンプーを片っ端から試して、「お酢シャンプー」とか「湯シャン」みたいな民間療法もいろいろやりました。
でも、どれも一時的に良くなるようで、すぐに悪化しての繰り返し。
とくにお酢シャンプーは刺激が強すぎて、むしろ症状を悪化させてしまったんです。
今思えば、自己判断でどんどん悪化させてたなぁと反省しています。
ついに皮膚科へ。診断された時の気持ち
そんなある日、鏡に映った自分の頭皮が赤くただれているのを見て、ようやく皮膚科に行く決意をしました。
診察室で先生に頭を見せた瞬間、「あ、これは脂漏性皮膚炎ですね」と言われて。
「え？脂漏性…何ですか？」って感じでしたが、
その後、図や写真を見せてもらって、「これ、私の頭と一緒だ…」と納得しました。
処方されたのはステロイドの塗り薬とビタミン剤。
でも、シャンプーや生活習慣の指導はなくて、「え、これだけ？」と少し不安になったのを覚えています。
脂漏性皮膚炎は何科に行くべき？
皮膚科での診察の流れ
頭皮や顔に異変を感じたら、迷わず「皮膚科」に行くのがおすすめです。
私は頭皮のことだから最初は美容室で相談しようか迷いましたが、
皮膚の病気はやっぱり専門の先生が一番頼りになります。
診察は、問診と視診（頭を見せるだけ）がほとんどで、検査などは特になかったです。
どんな薬が処方される？
病院では主に以下のような薬が処方されます。
- ステロイドローション（かゆみと炎症を抑える）
- 抗真菌薬（マラセチア菌の繁殖を防ぐ）
- ビタミン剤（肌の回復サポート）
私の場合は、まずステロイドとビタミン剤で様子を見ることになりました。
ただ、薬だけでは再発しやすいので、毎日のケアもすごく大事です。
私が今おすすめできる対策ケア
治療だけじゃダメ。毎日のケアで差が出る
脂漏性皮膚炎って、症状が落ち着いても、またすぐにぶり返すことが多いんです。
だから、病院の薬でいったん落ち着かせたら、
「ぶり返さないためのケア」に切り替えるのが大事だと実感しました。
実際に使ってよかったのは「カダソン」
私が今、実際に使ってよかったと感じているのが「カダソン」です。
もともとは「すこやか地肌」という美容液で完治したのですが、
現在は販売終了してしまったので、今おすすめできるのは「カダソン」。
抗真菌成分入りなのに低刺激で、洗い心地もやさしくて、毎日使えるのがありがたいです。
「毎日使ってるうちに、頭皮の調子が整ってきたかも…」
そんな風に感じられるようになったのは、私にとって本当に大きな変化でした。
本日のまとめ：まずは自分の症状に向き合うことから
15年間、私は「乾燥かも」「ストレスかも」と悩みながら、遠回りばかりしていました。
でも、皮膚科で「脂漏性皮膚炎」という正体がわかったことで、
ようやく自分の頭皮と向き合うことができました。
この記事が、同じように悩んでいる方のヒントや、最初の一歩になりますように。
焦らず、少しずつ、できることから始めてみてくださいね。
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